建てようネット[徳島]で建てた家

建築家と素敵な家づくり

祝140棟目 T邸『T邸新築工事』


建てようネット[徳島]の実績

建築家決定217件

完成物件161棟(新築125棟、リフォーム24棟、店舗8棟、店舗兼住宅4棟)

(2016年6月30日現在)


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祝140棟目 建てようネットで建てた家

吉野川市・T邸

T邸新築工事

建築家・小西英利+司工務店

ガレージが、光と開放感を運ぶ家。

ガレージと居宅の絶妙な関係性

 理想の家づくりについて思いを巡らせる際、夫婦2台分の車がゆったりと停められるガレージがほしいと考える人は多いかもしれない。しかし、居宅よりもガレージを優先したいと願うケースは少ないはずだ。

 「最初に、私たちの希望を箇条書きにしたメモを建築家に渡したのですが、その一番上にあった項目がガレージでした」と奥さま。大切な車を保護する目的だけでなく、スペアタイヤや子どもの自転車などを収納する場所としても使いたかったそう。

 「いろんな会社に足を運んだのですが、ガレージはおまけのような感じで捉えられていて、家を設計した後に他社のものを設置するという提案が多かった。居宅との関係性も大事だと考えていたので、これは建築家にお任せするしかないなって。そこで、主人と一緒に建てようネットを訪ねたんです」。

 ご夫婦から指名を受けた小西さんは、大きなガレージを「居宅のプライバシーを確保するための要素」として活用。道路側の視線を完全に遮ることができるメリットを活かし、居宅とガレージの間に中庭を設けた。

 「リビングの南側の開口部をいつも開け放てるのも、ガレージがあるから。とっても明るいし、風通しも最高です」と奥さまは満足そうに話す。

つながり広がる空間設計を基本に

 門扉から玄関までは、天井付きの長いアプローチが設けられた。ガレージとも直接つながっているため、雨の日にも濡れることなく、両手に荷物を抱えた状態で家に入ることができる。

 1階は広々としたリビングキッチンを中心に、客間と2つの子ども部屋を配置。キッチンは水回りや物干し場、2階への階段と一直線につながっているため、すべての部屋へ最短距離で移動することができる。

 「常に心掛けているのは、すべての空間がつながっていく、伸びていく、広がっていくという要素を取り入れること。普段は広々と使えるようにしながら、状況に応じて区切れるよう設計しています」と小西さん。引込戸を開放すればリビングと玄関ホールは一つの空間となり、玄関先にある2階への階段は、家族をつなぐリビング階段に姿を変える。逆に引込戸で部屋を区切れば、冷暖房の効率を高めることができる。

 「リビングにはウッドデッキも設けていただき、屋内の開放感と中庭の機能性がより高まりました。軒も深いので、少々の雨なら窓を開放することもできるんです。小西さんと出会えて、本当に良かった」とご夫婦も笑顔。「これだけは叶えたい」という施主の希望は、建築家の腕の見せ所に他ならない。

 Tさんの夢を叶えた建築家

[建築家]小西英利さん

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【プロフィール】

1951年生まれ、血液型O型、牡羊座。神戸大学工学部建築学科卒。徳島市内の建築設計事務所を経て、1981年小西英利建築設計室開設。シンプルでかつ変化のある空間づくりが特色。一級建築士。

 設計コンセプト

「御主人が車と共に時間を過ごす独立した広いガレージをつくりたいという原点から、家づくりはスタートしている。そのガレージを家族室のプライバシーを確保するゾーンとして利用し、住居とガレージの間をアプローチを兼ねた屋根でつなぐことで全体の一体感をつくっている」

道路に面したガレージを目隠しにすることで、1階のリビングをオープンに使えるよう設計した。線路沿いに位置するため、飛来する鉄粉で壁面が変色しないよう配色を行った。

道路に面したガレージを目隠しにすることで、1階のリビングをオープンに使えるよう設計した。線路沿いに位置するため、飛来する鉄粉で壁面が変色しないよう配色を行った。

玄関から門へと続くアプローチ。両サイドに設けた打ちっ放しの壁が、来客の視線をコントロールしている。ガレージともつながっているため、雨の日も濡れずに移動できるのが魅力。

玄関から門へと続くアプローチ。両サイドに設けた打ちっ放しの壁が、来客の視線をコントロールしている。ガレージともつながっているため、雨の日も濡れずに移動できるのが魅力。

ガレージと居宅の間に設けられた中庭。大きなウッドデッキが中間領域となり、内と外をゆるやかにつないでいる。キッチンに立つ奥さまからも、外で遊ぶ子どもたちの様子が見える。

ガレージと居宅の間に設けられた中庭。大きなウッドデッキが中間領域となり、内と外をゆるやかにつないでいる。キッチンに立つ奥さまからも、外で遊ぶ子どもたちの様子が見える。

ウッドデッキから玄関アプローチを臨む。家の西側と東側にある庭も、アプローチの隙間を挟んでつながっている。ここにも、小西さんが大切にする「つながり」が感じられる。

ウッドデッキから玄関アプローチを臨む。家の西側と東側にある庭も、アプローチの隙間を挟んでつながっている。ここにも、小西さんが大切にする「つながり」が感じられる。

ナラや杉の無垢材を使用した心地良いリビング。南側に大きな開口部を設けられるのも目前にガレージがあるから。ポリカーボネートの引込戸を開放すると、さらに広々とした空間として機能する。

ナラや杉の無垢材を使用した心地良いリビング。南側に大きな開口部を設けられるのも目前にガレージがあるから。ポリカーボネートの引込戸を開放すると、さらに広々とした空間として機能する。



建築データ

■家族構成 施主、妻、子ども2人

■構造 木造

■工法 在来工法

■敷地面積 445.82㎡(約134.85坪)

■延床面積 合計163.27㎡(約49.38坪)

       1階91.48㎡(約27.67坪)

                   2階28.88㎡(約8.73坪)

                   車庫42.91㎡(約12.98坪)

■スケジュール 設計期間2013年9月~2014年5月

       施工期間2014年7月~2014年12月

■設計・監理 小西英利建築設計室

■施工 司工務店