建てようネット[徳島]で建てた家

建築家と素敵な家づくり

祝143棟目 K邸 『名東の白鷺』


建てようネット[徳島]の実績

建築家決定217件

完成物件159棟(新築123棟、リフォーム24棟、店舗8棟、店舗兼住宅4棟)

(2016年5月31日現在)

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祝143棟目 建てようネットで建てた家

徳島市・K邸

名東の白鷺

建築家・内野輝明+新井建設

母屋と「はなれ」を結び、

家族をつなげる

自然の恵みを住まいに凝縮

 建てようネットを通じて建築家との面接を行ったご夫婦。家づくりへの知識が乏しい自分たちにとって、建築家は敷居が高いと感じていたが、面談後の帰り道、「内野さんにお願いしよう」と決めていたそう。

 「それまでに足を運んだハウスメーカーや工務店でも設計プランを立ててもらいましたが、なかなか納得がいかなくて。最初に内野さんとお話をした時に、目の前の霧が晴れたような気持ちになりました」。

 平屋にすること、機能的な家事動線とすること、木の良さを活かすこと。ご夫婦が抱いていた数々の要望は、どれも内野さんが得意とするものばかりだった。実際に彼が手掛けた建築も見学したが、その魅力を再確認することができたと言う。

 屋内は、無垢の杉材がすべてむき出しになった「あらわし」を採用。天井を横切る太い梁が、ナチュラルな空間に重厚感を与えている。柱の内側に壁を張らないため、通常の家よりも10センチほど広く使えるのも魅力の一つだ。

 「薪ストーブとの相性も良く、冬も快適です。10年後に木の色が変わっていけば、もっと魅力的な空間になるはず。これって、すごいことですよね」と奥さま。自然の恵みを活かした住まいは、進化し続ける住まいでもある。

「はなれ」を活かし暮らしをもっと楽しく

 多趣味なご主人たっての希望が、母屋とは別に自分だけの「はなれ」をつくること。内野さんは、このスペースにも新たな役割を加えた。

 「リビングと向かい合う位置に配置することで、ディスプレイ的な要素を加えました。また、母屋とはなれに屋根を掛け、パティオのような空間として使えるようにしています」。

 このお洒落な中庭のような空間にはご夫婦も大満足。家族や友人と何度もBBQをしたり、昼食を外で食べたりと、暮らし方の選択肢を大きく広げている。

 もちろん、住まいのデザインにも力を注いだ。シラサギが羽を広げたような屋根を持つ外観をはじめ、屋内外のポイントとなる場所にアーチ状の壁を設けている。木を使うことで和風になりがちなデザインにモダンな要素を加えるだけでなく、外から内、リビングからプライベート空間へと移動する際、自然に気持ちのスイッチが切り替えられるよう考えられたものだ。

 「漠然とした要望がたくさんある時こそ、その解決策を導き出してくれる建築家の存在が重要なんだと気付かされました。子育ても家事も楽しくやっていけそうです」とご夫婦。徳島にまた一つ、魅力的な建築が生まれた。

 Kさんの夢を叶えた建築家

[建築家]内野輝明さん

 uchino201201uch顔写真

設計コンセプト

「眉山の裾野、名東に広がる田園地帯に舞い降りる徳島県の鳥『白鷺』…。そんな景色の中に静かにたたずむイメージです。羽にも見える軒裏の垂木が家の中に貫入し、家の内部では柱や梁はもちろん、構造体がすべてむき出し、床壁天井六面すべてが木質の仕上げの『あらわし』の家。屋根の段差から光を入れて通気する『風井戸のいえ』でもあります」



軒先を跳ね上げた屋根の形は、まるで田園の中に佇むシラサギのよう。外と内をつなぐアーチが、和の中にモダンな印象をプラスしている。

軒先を跳ね上げた屋根の形は、まるで田園の中に佇むシラサギのよう。外と内をつなぐアーチが、和の中にモダンな印象をプラスしている。

玄関を入ると、リビングやパントリーへと続く土間がある。曲線を描く「上がり框」が美しい。上部の開口部が、屋内を一つの空間としてつなげている。

玄関を入ると、リビングやパントリーへと続く土間がある。曲線を描く「上がり框」が美しい。上部の開口部が、屋内を一つの空間としてつなげている。

壁を排除した「あらわし」により、無垢材の心地良さを最大限に活かしたリビング。統一感を出すために、作り付けの収納にも杉材を用いている。

壁を排除した「あらわし」により、無垢材の心地良さを最大限に活かしたリビング。統一感を出すために、作り付けの収納にも杉材を用いている。

リビングの奥にある共有スペース。両サイドには、子ども部屋と夫婦の寝室を配置した。ただの廊下と呼べる場所は、どこにも作らないのが内野流。

リビングの奥にある共有スペース。両サイドには、子ども部屋と夫婦の寝室を配置した。ただの廊下と呼べる場所は、どこにも作らないのが内野流。

藍染め作家に依頼した土間の暖簾は、木の家との相性も抜群。ドアに彫り込んだ施主のシンボルマークが、暖簾の中心部に透過している。

藍染め作家に依頼した土間の暖簾は、木の家との相性も抜群。ドアに彫り込んだ施主のシンボルマークが、暖簾の中心部に透過している。

リビングから「はなれ」を臨む。まるで秘密基地のような場所には、ご主人のアイテムや薪割り用の機材などを収納。洗面スペースも設置している。

リビングから「はなれ」を臨む。まるで秘密基地のような場所には、ご主人のアイテムや薪割り用の機材などを収納。洗面スペースも設置している。

リビングとプライベート空間をつなぐ通路の入り口をアーチ状に。その下をくぐりながら、無意識のうちに気持ちのスイッチを切り替える。

リビングとプライベート空間をつなぐ通路の入り口をアーチ状に。その下をくぐりながら、無意識のうちに気持ちのスイッチを切り替える。

 

リビングに設置された薪ストーブ。後ろの壁は家の構造としてだけでなく、障子が入る戸袋や熱を防ぐ不燃壁としてなど、複数の役割を担っている。

リビングに設置された薪ストーブ。後ろの壁は家の構造としてだけでなく、障子が入る戸袋や熱を防ぐ不燃壁としてなど、複数の役割を担っている。



建築データ

■家族構成 夫婦、子ども1人

■構造 木造

■工法 在来工法

■敷地面積 475㎡(約144坪)

■延床面積 合計113㎡(約34坪)/1階113㎡(約34坪)

■スケジュール 設計期間2013年7~2014年5月

       施工期間2014年5月~2015年2月

■設計・監理 内野設計

■施工 新井建設

川野邸平面図画像

K邸間取り

1. 玄関

2. 下足室

3. 食品庫

4. LDK

5. 畳の間

6. クロゼット

7. こども室

8. 共用スペース

9. 寝室

10. 物干

11. トイレ

12. 洗面脱衣

13. 浴室

14. パティオ

15. はなれ

16. ぬれ縁

17. ロフト