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» 2015/11/23/

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建てようネット的土地のお勉強

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土地購入のベストタイミングはいつ?

 土地の広さに対して建物が小さい家や外構工事が手付かずの家。このような新築物件を見たことはないだろうか。実はこのような家づくりの“失敗例”は意外に多いそうだ。端的に言うと、それは「資金計画を誤っている」のだ。その原因の最たる例のひとつに「土地と家の買う順番を間違えている」ということが挙げられる。現状では、家を建てる際に“土地を最初に購入する”という人が大多数を占めるが、家自体の建築費用が判明していない時点で土地を購入してしまうことこそ資金計画が破綻するきっかけ。無駄に大きい土地を購入したために建物にかける予算がなくなり、敷地と建物がアンバランスな家になったり、外構工事に予算が回せられなかったりと、満足度の低い家となってしまうのだ。

 そんなリスクを回避する方法は、“土地より先に家を購入する”こと。家づくりにおいて最も大切なのは、豊かなライフスタイルを実現するための“生活空間”であるから、まずは建築家や工務店と打ち合わせをして、家本体のプランを決めることが先決なのだ。そして、外構工事や造園の費用なども含めた建築費が算出できたら後はそのプランと残りの予算に適合する土地を探せば良い(建築家との家づくりの場合、坪単価は60万~70万くらいなので、予算で割ると、およその延べ床面積が算出できる)。限られた予算の中での家づくりの場合はこういった手順が最も合理的だと言える。

 

総予算-(本体工事費+外構費+造園費+諸費用)=土地代に充てられる予算※上記価格には消費税が課税される項目の消費税を含む。ちなみに土地代は非課税。

 

 しかし、冒頭でも書いたように、土地を先に購入してしまう人は多い。なぜなら、工務店やハウスメーカーなどに行くと担当者から「先に土地を決めてくれ」と言われることも多いからだ。設計図を書く側の立場で考えてみれば、土地が決まっていないのにプランを作るというのは面倒なもの。書いた設計図が100%そのまま当てはまる土地などないというのが理由だが、そこまでの最終図面は必要はない。正確な図面は書けないまでも、予算内で納得できる延べ床面積くらいまでは打ち合わせが可能。その時点で購入する敷地の大きさを検討してみてはどうだろうか。もちろん、土地選びはタイミングも大事なので、常に探しているべきだが、最終決定は上記のタイミングで。

 

●取材協力/(有)ウェルライフ徳島 代表取締役 木内淑規

■tel. 088-674-8812 ■web. http://100apaman.com


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