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» 2016/01/25/

トチベン6限目


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土地は相場価格より安く買える!?

 前回、土地選びのポイントを解説したが、購入する土地を決めるうえで重要な要素のひとつになるのが“土地の価格”。今回は、知っておいて損はない土地の価格の裏話を紹介しよう。

 通常、一般の方は一生のうちに土地を購入する機会はそう何度もない。普通一回あるかないかだろう。だから、土地の売買に関するノウハウを持っている人は少ない。それどころか、相場価格ですらよく分かっていない人がほとんどではないだろうか。そして、よくある勘違いのひとつが「土地は値切れない」である。しかし、実際はそうではない。売る側にも、安くしてでも早く土地を手放したい事情が存在する場合があるのだ。

 例えば、相続のタイミング。遺産相続で土地を受け継ぐ場合、当然その土地に対して相続税が課せられる。土地によってはそれがかなりの金額になるため、「相続税で大金を払うくらいなら」と土地が売りに出されることがよくある。しかし、遺産相続は10ヵ月以内に全てを決めなければ税率が上がってしまうため、「安くしてでも早く売りたい」事情があるのだ。実際には、どの土地が相続協議中なのか買い手である第三者には知る由もないわけだが、何が言いたかったかというと「相場価格よりも安く購入できる土地は確実に存在する」ということ。どんな土地でもダメ元で一度は値段交渉をしてみる価値はあるだろう。

 他にも、相場価格よりも安く購入できる土地はある。いわゆる曰くつきの物件である。過去に自殺があったなどの「心理的瑕疵物件」がその分かりやすい例だ。浸水のリスクがあるなど物理的条件によって安くなっている土地はおすすめできないが、これはあくまで心理的なもの。そのような心理的なことを気にしない人であれば、買いの物件だと言えるだろう(独身なら本人の意思で決定できるが家族となると、そう簡単に決められることではないれど)。また、「地中埋設物」がある土地も安く購入できる可能性がある。産業廃棄物やコンクリートなどが埋まっている土地があるのだ。しかし、これらの物件はいわばハイリスクハイリターンなため、決してオススメできる物件ではない。リスクを理解した上で進めるにしても、宅地建物取引士や不動産鑑定士など専門知識を持った人を介するのがベストな選択だ。

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