家相四方山雑記

» 2015/06/28/

[不定期連載]家相四方山雑記 其の30「家相書における各部の吉凶パートⅢ・・・の巻」


 

 

7月号家相コラム画像

 

 

 

建てようネット[徳島] 不定期 家相コラム

 

家相四方山雑記

家を建てる前に知っておきたい家相のあれこれ。

文・写真/武知司竜

其の30

 

家相書における各部の吉凶パートⅢの巻・・・

 

 前回までに、家相を見る上で重要な、家・土地の中心を取る方法を説明いたしましたので、中心の取り方はご理解いただけたと思います。と言う事で、また、家の中の各場所の方位の吉凶を家相書等に古くから伝わる内容も踏まえて、続いて書いてみたいと思います。

 まずは台所。昔は台所として独立した場所であった事が多い為か、古い家相書などでは火を使う竃(カマド)についての諸説、注意が多く目立ちます。細かな点で言うと、カマドの火口の向いている方角の吉凶やカマドの数にまで吉凶があったとされます。現代にこれを置き換えるならば、ガスコンロ、IHコンロの正面がどちら向きかと言う様な話でしょうか? カマドの数となれば、3・5・7を吉とし、1・2・4・6・9を凶としています。

 最近は一人住まいのワンルームなら一口コンロ等もあるでしょうが、三口コンロが一般的なのでしょうか?以前は二口コンロが多かった時代もありましたが、この様に時代の流れで変る主流が吉凶に沿うか沿わないか?と言う話になってしまう点から見ても、特に問題視する事ではないでしょう。カマドの向く方角にしても、昔は勝手口から急に吹き込む風等で、火が立ち上る事等を恐れての注意もあったと思われますが、現代のコンロにこれを当てはめるのも無理があると思われます。実際、この様な点を家相を見る上で注視する事は今の時代、ありません。それよりも、リビングとキッチンが繋がっている今の住宅の造りから言えば、住空間と台所が一緒になっている点で、火災が発生した時に、周囲に燃え移りやすい物はないか?火の近くに吹き抜けや階段はないか?等が注視されます。

 要は、火が出た際に、一気に家全体に火が回ってしまう様な構造に注意が必要と考えられています。それでは次に、家のどの方向に台所を置くか?と言う吉凶は、北東(鬼門)南西(裏鬼門)は不浄や火気を嫌うので凶。家の中心も火元が家の中心と言う点から考えても凶となり、東南を除く、各方位の正中(真東、真南等の方位の中心)も凶としています。その他の場所は全て吉となります。実際に全てのパターンを経験上、検証した事はありませんが、裏鬼門、鬼門以外の方角において、取り立てて問題があったパターンはありませんでしたので、私の見解としては、現代においては盲説が多いと思っています。(武知司竜)

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