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» 2019/07/14/

建てようネット掲載誌最新号【2019年7月号ワイヤー】


ワイヤー8月号が発売となりました。

建てようネットのコーナーは、登録建築家を一人づつワイヤー読者のみなさんに知ってもらおうという企画。

24人在籍している登録建築家を毎号1人づつ紹介していきます。

8月号は、島津臣志建築設計事務所の島津臣志さん。

 

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島津臣志
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島津臣志建築設計事務所

【モットー】
自然体で考える。
【プロフィール】
1979年生まれ、B型、獅子座。専門学校穴吹カレッジ卒。建築設計事務所蔵、内野設計を経て独立。一級建築士。
【家づくりの考え方】
一軒の家を設計することは、敷地の特性、法的規制、予算等、様々な要件をクリアしつつ、クライアントの要望に応えていくことになりますが、そのときにいろいろな時間軸について考えることを大事にしています。例えば、台所で調理といった分単位の時間を見ると、家事動線や作業効率のことを考えないといけません。また、一年といった少し長い時間だと、住宅の中のことだけでなく、暑さ寒さといった敷地を取り巻く環境のことを考える必要があります。家は数十年という長い時間、家族の暮らしを支え続けます。夫婦は歳を重ねて、幼かった子どもは巣立ち、竣工時とはまったく別の新しい暮らしが始まるかもしれません。こうした遠い先のことを想像するのは難しいことですが、クライアントと一緒に短い時間と長い時間の間を行ったり来たりしながら、粘り強く考えることで、流行りにとらわれない、その家にとって本当に必要なことが見つけられると考えています。
【自身の作風について】
作風を特に意識して設計しているわけではありませんが、住宅は数十年と建ち続けるわけですから、敷地とその周辺の環境に適した住宅づくりがあると考えています。合理的で、簡素で、周囲と調和しているような、そして屋根をいかに美しくかけるかを意識しています。その屋根の下で家族が快適に暮らすことができるように、また、長い時間を経ていく中で素材が朽ちていくのではなく、味わいが出て、深みが増すように、無垢の木材、漆喰壁といった自然素材を使うことが多いです。そうした、ひとつひとつの小さな選択の積み重ねによって、ある共通した空気感を持った住宅が出来上がっているのかもしれません。

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かまパン&ストア

「神山町の農業を次世代につなぐ」を軸に活動しているフードハブプロジェクトが運営し、パン、食料加工品、調味料を扱っているお店。彼らが掲げる地産地食をキーワードに、建築も地元の素材(杉、青石)を使って、形にすることにこだわった。ここを訪れる多くの人々に長く愛されるような居場所をつくろうと、建築はできるだけシンプルなデザインとし、町の職人たちの手によってつくられた。また、店の設計だけでなく、併設する食堂「かま屋」はランドスケーププロダクツ、ランドスケープデザインは田瀬理夫がデザインしているが、地域の建築家として、彼ら、クライアント、町のつくり手をつなぎ、現場を調整する役割も担った。(2017年完成/施工:ダイヤ建工)

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勝浦町の家
周囲より小高い場所にあって見晴らしのいい敷地に建つ22坪2階建ての住宅。クライアントとの打ち合わせで生まれた「明るさだけでなく暗さも重要」という言葉を大切にしながら明暗のある住宅をつくった。南北に一間角のテラスを1、2階に配置しすることで、日射、通風を室内に適度に取り込みながら、周囲の視線もカットしている。構造材をはじめ、すべての木材に徳島県産材の杉、壁は漆喰塗り仕上げ、天井はラワンベニヤを用いて、素材が持つ表情を生かした仕上がりとした。2階については、小屋裏を少し高くした空間に寝室を配置しているが、天井高が抑えられて落ち着いた居場所となり、家全体の高さも低くなりコンパクトな住宅となった。(2016年6月完成/施工:山一興行)

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