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徳島の建築家

ARCHITECTS IN TOKUSHIMA
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新居 照和、
ヴァサンティ

Nii,Terukazu
Nii,Vasanti

事務所名

新居建築研究所

プロフィール

新居照和

・1954年生まれ、血液型A型、魚座。
・関西大学大学院修了。
・インド留学、B・V・ドーシ研究所、アフマダバード環境工科大学大学院美術科修了。
・東京・沖縄の建築事務所を経て独立。
・一級建築士、四国大学、阿南高専非常勤講師。

新居ヴァサンティ

・1959年ボンベイ生まれ、血液型AB型、乙女座。
・アフマダバード環境工科大学大学院修了。
・B・V・ドーシ事務所、東京・沖縄の建築事務所を経て、新居建築研究所を共同設立。

わたしたちのモットー

自然を活かし
生かされる空間

自分たちの作風

家族の夢や人の生き方、敷地の個性や地域の自然からポテンシャルを見出し、建築空間をつくります。
建築が土地の風景や魅力を醸し出し、時を越えた美しい住まい空間と風景になることを心がけています。
全身の五感に生きる悦びを働きかける住空間を大切にし、小枝の葉が揺れ障子に映りこむ小さな宇宙を感じる部屋から、周りの山や田畑、空などとつながり、風景と一体となる大きな宇宙を感じる空間まで、自然と対話する多様な空間づくりを目指しています。

家づくりの考え方

日々の暮らし、生きる上で大切にしたいこと、家族との豊かなつながりや成長、時間の変化などを考え、創造的な暮らしを育み、生きる拠点となるのが住まいだと思います。
人と自然や地域との関係を、豊かに生かす建築空間が大切だと考えます。
建築技術と優れた職人、自然素材や本物の素材を活かし、太陽や風、水、樹木、空や土地の風景など自然の恵みを感受する住空間を目指します。
長寿命で、環境・健康を意識し、一年を通してエネルギー消費量が少なく、快適で心身を元気にする住環境を考えます。

私の原点

●新居照和
サグラ師の作品

新居照和さん原点:サグラ師の作品

1978年の学生時代、研究室で行った3カ月の欧州・北アフリカ・アジアの建築視察で感動して、1979年ル・コルビュジェの弟子でインド現代建築の父的存在であるB・V・ドーシ師のもとに留学しました。
ドーシ研究所やアフマダバードの大学で7年間暮らした後半は、大学にいらしたインドの著名な現代画家P・C・サグラ師のもとで学びました。
師からは、絵画や建築だけでなく、インドの社会、歴史、文化から広汎な知的刺激を受けました。
その恩師から創造へと託された複数の作品は、子供達も共有し、生きる励みになっています。

●新居ヴァサンティ
「日本の民家」二川幸夫

新居ヴァサンティさんの原点:「日本の民家」二川幸夫

この本に初めて出会ったのが20歳前の頃、私が学んだムンバイ大学の図書館でした。
濃いグリーンの絹表紙のテキスチャー、中は薄い杉板で挟まれた、大きくて、存在感のある重い本でした。
白黒写真の迫力、景色と一体になっている無駄のない暮らしの器と生活の刻印、材料の素朴で高貴な美しさ。その総てが異次元の世界へと導きます。
こんなにシンプルで、なおかつ生命感のある力強い建築を身につけたいと思い続けています。
(写真の本は復刻版)

建築実例