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徳島の建築家

ARCHITECTS IN TOKUSHIMA
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中川 俊博

Nakagawa,Toshihiro

【目次】
1.事務所
2.プロフィール
3.モットー
4.作風
5.家づくりの考え方
6.原点
7.建築実例

事務所

中川建築デザイン室

プロフィール

  • 1956年生まれ、血液型A型、山羊座。
  • 九州産業大学芸術学部デザイン科卒。しこくデザインを経て独立。
  • 住宅、商業施設、公共施設の設計から東新町アーケードやしんまちボードウォークなど街づくりにかかわる仕事も多い。
  • 一級建築士。

わたしのモットー

「住宅は環境装置」

自分の作風

素朴だがおしゃれ、シンプルなのに華やか、和風だけど洋風、モダンなのにクラシック、などの一見矛盾する好みやスタイルをTPOや様々な条件に調和させる、そこにしかないハイブリッドデザイン。

家づくりの考え方

住宅は風土や自然環境、地形に対する、人が作る人工環境装置と捉えており、地方に住むメリットとしての自然環境や、独自のライフスタイルを体感できる住宅を、徳島スタイルの家として提案しています。

私の原点

中川さん原点

●フランクRライト「旧帝国ホテル」

小学校高学年の時に雑誌で見たフランクRライトの旧帝国ホテルを見て、訳がわからないけどすごい建物だと感動し、模写をしていた。建てたのがフランクRライトだということは、設計を仕事にして後に知ることになります(その時はライトはそれほど好きではなかったのですが)。

事例紹介

建築実例

平成町家

平成町家

戦後に建てた住宅を耐震改修し、現代生活の住宅としてリノベーションした住宅。既存床を全て撤去し、新たな基礎を作り既存構造と連結し、大壁工法の耐震壁を設けている。以前の改修で潰してしまった通り土間を復旧し、現代的なキッチンをカフェのカウンター厨房のように設け、リビングと一体の使い便利が出来るよう改修している。入り口の玄関ドアは既存の四枚引き戸を改修し再利用している。玄関脇に家人専用の脇玄関を作り、収納と靴を脱いだまま上がっても表玄関は整ったままでお客を迎えられるよう、動線の分離を図ることで使い便利の容易さを確保した。小さく区切られていた各部屋は出来るだけ一体化し、奥にある中庭との使い勝手を確保した。内部建具も既存の建具を出来るだけ改修再利用をし、サイズの合わない建具は新しく作り、意匠的なバランスを取っている。外装は、千本組み格子を新設するなど道路側は出来るだけ既存復旧を心掛け、その他の部分は目立たぬよう新建材を含めた材料も利用し、雨漏り部分の改修や、コストバランスを考慮した改修法に徹している。将来は、奥に建つ別棟と共に中庭を復旧し、古い家でなければ出来ない風情のある現代住宅にリノベーションしようと計画を話している。