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建てようネットで建てた家

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のびのび活き活き家族を育む家 #178

建てようネットで建てた家(178棟目)をご紹介します
[板野郡・T邸]
設計:中村 正則
施工:小野建設

Contents

[1]House photo コレクション
[2]
レポート&インタビュー
住宅取材のプロライターが施主と建築家にききました
[3]
建築家プロフィール
[4]
設計コンセプト
[5]
建築データ

House photo コレクション

「家族の集いを、優しく誘う家」

[寝室と子ども部屋の間に設けられた共有スペース。現在は子どもの遊び場として、将来的には第2のリビングなどとして使うことができる]


[1]上下階をつなぐ吹き抜けは光や風だけでなく、家族の気配も運んでくる。1階と2階の気温を一定に保つことにも貢献している。

[2]LDKの横に設けられたサンルームは、冬場でもエアコンがいらないほどポカポカ。庭の風景とも一体となっており、暮らし方を豊かに演出してくれる。

[3]思わずゴロゴロしたくなる和室。間仕切りを取り払うことでLDKと一体化させており、限られたスペースにもかかわらず抜群の開放感を誇る。

[4]広々としたシューズクロークを併設した玄関。ご主人のロードバイクを収納するためのスペースも設けられている。

[5]夜になると、行灯のような優しい光を周囲に放つ外観。木材を用いた現しの天井も、雰囲気づくりに一役買っている。

[6]木造フレームのアプローチが家族やゲストを迎える外観。駐車場スペースにも緑地化を施すなど、屋内外に自然の要素を取り入れている。


レポート&インタビュー

共有スペースで家族の交流を加速

ちょうど2人目の子どもが産まれた時期に、子どもをのびのびと育てられるマイホームの新築を考え始めたご夫婦。
建てようネットの面談を通じてパートナーに選んだ建築家は、“家族の関係づくり“を最重視する中村正則さんだった。

「中村さんには、土地選びにもご協力いただきました。最初は候補に入っていなかった実家の土地を選んだのも、適切なアドバイスをいただいたお陰です」とご主人は喜ぶ。

最初の企画提案で中村さんがご夫婦に提示したプランは3つ。
家の間取りや土地の活用法が多様に描かれたイラスト図案をもとに、ご夫婦が自分たちの具体的な希望を加えていった。

今回の建築デザインで中村さんが一番こだわったのも「家族の関係性」を深めるための間取り。どこにいても家族それぞれの気配が感じられるよう、できるだけ壁で仕切らない間取りを心掛けた。キッチンに立つ奥さまのもとには、2階で元気に遊ぶ育ち盛りの子どもたちの声が届けられるという。

「個室はできるだけ小さくし、共有スペースを広く心地の良い空間にすることで、子どもたちは自然に部屋から出てきてくれます」と中村さん。2階の中央に設けられたプレイルームは子ども部屋と一つの空間として機能し、部屋中を自由に駆け回る子どもたちの格好の遊び場として活躍している。

夫婦の幸せを一番に考える

家族が集う1階の空間は、リビングとキッチン、和室、サンルームで構成。空間一つ一つの面積はそれほど広くないものの、間仕切りを取り払った吹き抜けのある空間は、想像を超える心地良い開放感を放っている。

また、床や天井に用いた杉材や珪藻土クロスなど、建築材には心にも体にも優しい自然素材を使用。木造の軸組工法を用いた現し(あらわし)によって、木材の表情をナチュラルな空間デザインへと昇華させた。

さらに、2階部分に張り巡らせたハイサイドライトによって、各方角からの明るい光と風通しを確保。夏にはそよ風の吹く木陰のような心地良さを、そして冬には太陽光と蓄熱ファンヒーターによる包み込むような暖かさを得ることができる。

「リビングに隣接するサンルームも、太陽の恵みを享受しながら、高齢になっても豊かに暮らすための空間です。国は断熱性能を高めるために窓の面積を抑えるなどの方針を打ち出していますが、もっと豊かに暮らすための家づくりにこだわっていきたい」と中村さんは話す。

もう一つ、中村さんが大切にしているのが「夫婦の未来」を一番に考えたデザイン。子どもが自立した後のライフスタイルも含め、施主の豊かな人生の在り方をトータルで考えるからこそ、すべての世代が心地良く暮らすための家づくりが可能になるのだ。

Tさんの夢を叶えた建築家

[プロフィール]
中村 正則
1952年生まれ、血液型O型、獅子座。
法政大学工学部卒。
森下建築設計事務所を経て、独立。
一級建築士。建築士会バリアフリー研究会、徳島ユニバーサルデザイン研究会に所属。

T邸の設計コンセプト

働く夫婦と2人の子どものご家族がご実家の隣に建てた住宅。郊外の良さを活かして、のびのび子育て、自分たちの趣味や楽しみも実現し、ご実家との助け合いも。杉をふんだんに使った自然素材の家は、夏はエアコン無しでも暮らせ、冬はポカポカ・サンルームで。将来にもフレキシブルに対応できるオープンな住まいは、どこにいても家族の気配が感じられる。

建築データ

■家族構成:夫婦、子供2人
■構造:木造2階建て
■工法:在来軸組工法
■敷地面積:261.42平米(約79.2坪)
■延床面積:
合計 126.4平米(約38.2坪)
1階 69.7平米(約21.1坪)
2階 56.7平米(約17.1坪)
■スケジュール
設計期間:2016年5月~2017年6月
施工期間:2017年7月~2018年2月
■設計監理:M&N都市建築設計事務所
■施工:小野建設

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