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来場・イベント予約

建築家・杉本真理子さんとお打合せ。
杉本さんは「アトリエ・クー」をデサイン事務所として残しつつ、県内の中規模組織事務所「株式会社 林建築事務所」の副所長としても活動を始めています。
仕事やプライベートの近況、将来に向けた取り組みなど、わくわくするお話をたくさん聞かせていただきました。

あわわ9月号、明日8/18から配布スタートです。

あわわ2023年9月号

今号の建てようネットページには
建てようネットで建てた「くらまち」

くらまち
設計:清水裕且/施工:辻工務店

まだ誰も見たことがない”くらしのサードプレイス”をどのように実現するのか!?
建築家の設計力が問われます。
ぜひ誌面をご覧ください。

9月17日(日)には「くらまち」見学会を実施します。

建てようネットで建てた家「くらまち」見学会
 + 
建築家・清水裕且さんお話し会「世界の名建築を巡る」

1軒のおうちのような佇まいで、「一度中に入ってみたかった」と言われることが多い「くらまち」。その魅力を実際に体感してみませんか。
当日は建築家・清水裕且さんによるお話し会も開催(11:00~と14:00~の2回)。世界中の名建築を巡った体験を、撮りためた写真とともに披露していただきます。
見学会もお話し会も予約不要ですので、お気軽にご参加ください。

日時:9月17日(日) 10:00~16:00
場所:くらまち(徳島市佐古四番町4-15)
問合せ:建てようネット徳島tel.088-654-1118

※駐車場5台ありますが、満車の場合は向いのコインパーキングをご利用ください

鳴門市大麻町の古刹「東林院」にて

あわわ8月号取材のため「八葉山 種蒔大師 東林院」へ。
実は、西に建築家・伊月善彦さん設計の小さなカフェ「ろうそく夜」

東に、今回のテーマである建築家・松田公彦さん設計の「弥勒堂」

という、大変贅沢な?空間が広がります。

駐車場にあった休憩所も良かった。

▲たまたま出会った方とお話したら、建築家・増田友也さんとお仕事をされた鳴門市役所OBだと分かってびっくり。鳴門ってすごい。

建築家の挑戦が生み出した大屋根の絶妙なプロポーション

かつて茶堂があった場所に新築された弥勒堂は、中央に国指定重要文化財「弥勒菩薩坐像」を奉安する内陣と、その両脇の外陣(廟所)を、大きな瓦屋根が覆う――静謐な緊張感をもった建物だ。伝統的な寺社建築のエッセンスを現代建築の手法で再構築していて、モダンデザインでありながら古刹の境内に違和感なく佇んでいる。

▲竣工時の外観。軒先のラインが一直線にそろっていて気持ちいい。
▲弥勒堂内陣。1年間の環境テストの後、中央に「弥勒菩薩坐像」が泰安される。

特にポイントとなったのは大屋根で、瓦葺きの職人さんとも相談しながら理想のプロポーションを検討。屋根の骨組みを鉄板で成型することで、反りの微妙なニュアンスまで実現することができた。

▲工事中の屋根をドローン撮影。鉄骨が絶妙に美しい。

いくつもの紆余曲折を経て、たどり着いてみれば、それが必然だったと思えるような

スタート当初から考えれば、計画は大きな紆余曲折を経ている。最初の、浄土寺浄土堂をリスペクトしたプランは地下1階・地上1階の正方形だった。地下水の問題で、現在の地上1階のみのプランになり、さらに検討や修正を重ねて、建築家と建て主が共に「必然だった」と思える結果にたどりついた。

実は、建て主である東林院の副住職・加藤一真さんと建築家・松田公彦さんは10年来の交友がある。「きっかけは自宅の設計をお願いしたことです」と加藤さん。「考え方や施工の人とのかかわり方、私たち施主とのかかわり方も素晴らしくて、本当に信頼できる人だと思いました」。親交が深まる中でだんだんと東林院全体のことを相談するようになり、5年前からはコピーライターも加えた3人で毎月「東林院プロジェクト」ミーティングを開催。それが今回の弥勒堂建設や、今も進行中の境内の改修につながっている。
建て主と建築家が信頼しあい、議論を積み重ねて、必然と思える建築が実現する。それはお互いにとても幸せな体験であったに違いない。

▲建築家・松田公彦さんと副住職の加藤一真さん。

■取材地
八葉山 種蒔大師 東林院
徳島県鳴門市大麻町大谷字山田59
毎年11月に開かれる陶器市「大谷焼 窯まつり」の会場としてご存じの人も多いと思う。かつては阿波国八門首(阿波八本寺)の一寺院に数えられる大寺だった。江戸時代前期の大火で伽藍の大半を焼失し寺院は縮小したというが、境内には今も古刹の趣きが色濃く残っている。

〇弥勒堂
2023年2月竣工
構造工法:RC+S造 地上1階
延べ床面積:162㎡
設計監理:MATSUDA Kimihiko Studio
施工:株式会社藤木工務店

■話をきいた人
建築家・松田公彦さん
[MATSUDA Kimihiko Studio]
僕の印象で言えば、松田さんは、いつも何かに挑戦している建築家だ。建築は、突き詰めていくと、必ず何かしらの困難に直面する。技術的な問題だったり、予算だったり…それらと誠実に向き合い、そして挑戦することを楽しんでいる。

加藤一真さん
東林院副住職
建築家・松田公彦さんとは十年来の交友がある。「(建て主として)松田さんにはモダニズムではなく、”松田さんらしい建築”を求めている」と絶大な信頼を寄せている。

■取材者
白井宏治
(あわわ建てようネット初代&4代目コーディネーター)
タウン誌で建築家が設計した住宅を紹介するページを担当。タウン誌『050(ゼロ・ゴ・ゼロ)』編集長を経て、2005年「建てようネット」を立ち上げ、初代コーディネーターを8年間務める。その間に約140組のマッチングを実現した。2023年から4代目コーディネーターとして復帰。

12年前に建てようネットで建てた家の取材に伺いました。

一般住宅なんだけど、秘密基地みたいな・・・
基地=ベースという意味で住宅名は「豊岡ベース」。

▲12年前の誌面。なつかしい!

撮影は、竣工の時と同じ米津光さんです。

階段下の、秘密の部屋の撮影。「男の子」ゴコロをそそられる(笑)

そして、建築家・鳥羽知夫さんにこっそり撮られていた1枚。

▲Tさんご夫妻と僕

同年代ということもあって、いろいろ話が弾みました。

建てようネットでは「幸せな家づくり」ということをとても大切に考えていますが、お引渡しから10年以上たってなお幸せなご家族と再会できて、当時コーディネーターを務めた僕も嬉しく、そして誇らしく思いました。

建てようネットで建てた家、くらしのサードプレイス「くらまち」に取材に伺いました。

くらしのサードプレイスくらまち
▲「くらまち」白井歩美さん(左)、建築家・清水裕且さん(中央)。

木造平屋。珍しい方法でトラスを組んで内部の大空間を実現しました。
そして、その中央に設けられた、円柱状の壁で囲われたホールがこの建物を印象づけます。

竣工時の記事はこちら
竣工時(2023年3月)

取材時(2023年7月)

▲中央のホールで8月末まで「KOUJI IKUTA展」を開催中。

これまでもプライベートで何度か訪問しているものの、あらたまって話をきくと知らなかったエピソードがいろいろ。
実際に使われ始めて、建物が徐々に育っていく様子が感じられて、素敵だと思いました。

少し先になりますが、9月17日(日)に建てようネット主催で「くらまち見学会」を開催します。
詳細が決まったらお知らせします。お楽しみに。

司工務店 取締役の森本浩平さん(左)と

すっきりと美しいモダン・デザインを実現する施工精度の高さに定評がある司工務店さん。先日、地鎮祭を行ったH邸のことで打合せに伺いました。

建て主さんの幸せな家づくりの実現にむけて、どうぞよろしくお願いします。

綴じこみ付録「阿波おどりガイド」も必見

あわわ8月号、本日から配布スタートです。
今号の建てようネットページには
建築家・松田公彦さんが設計した
東林院弥勒堂
を掲載しています。

上のリンクから松田さんのプロフィールへ行けますので
ぜひご覧ください。

大分県大分市。『シティ情報おおいた』を発行する「おおいたインフォメーションハウス」

1階はタウン情報誌の編集部

2階が建てようネットのライブラリーになっています。
コーディネーターの田口さんと北村社長、弊社代表の岩佐と僕。

現状の課題、将来にむけた取り組み・・・・みっちり話ができました。
次はぜひ徳島へお越しください。

先週末、建てようネットで家づくりをスタートしたHさんのお住まいの地鎮祭が行われました。
梅雨の晴れ間の…蒸し暑くはあったのですが、とても厳かな式になりました。
建て主さんから「いい出会いをありがとうございます」と言っていただいて、私たちも嬉しくなりました。
設計の期間を終えて、いよいよ工事がスタートです。
幸せな家づくりが実現しますように。

H邸新築工事
〇建築家・杉本真理子さん
〇司工務店

ワイヤー8月号、本日から配布スタートです。
今号の建てようネットページは
建築家・開達也さん「skip2」
建築家・樋口綾子さん「山城のいえ」
を掲載しています。

開さんの「Skip2」は”建てようネットで建てた家”でもあるんです。
今年2月に「スキップフロアの家」として完成見学会も開催させていただきました。
上のリンクからお二人の詳しいプロフィールへ行けますので
ぜひご覧ください。

建築家・鳥羽知夫さんがライブリーの資料を追加してくれました。
ファイルも増えて3冊目に突入。

高島のいえ

徳島市内から鳴門市高島へ移住したご夫妻の住まい。
環境にあわせ、1日の時間の流れが楽しめる。

上八万のいえ

家族4人で暮らす平屋の住まい。
内と外、そして家族同士がおおらかに繋がる。

ちいさないえ(築17年の暮らしぶり)

経年変化によって味わいを増す素材選び、古びないデザイン、
そして住まい手がその人らしく暮らすことで成熟していく住宅建築のあり方。

竣工時の資料は以前からライブラリーにお預かりしていて…

完成後もメンテナンスや改装の相談など、建て主との交流が続く
幸せな家づくりの様子がうかがえます。

建てようネット登録の建築家、工務店の皆さんと会議を開催しました。

建てようネット建築家会議2
建てようネット建築家会議3

主な議題は…
・新担当からご挨拶
・状況の共有
・今後の活動についてブレスト

皆さんから活発な意見が出て、建てようネットというプロジェクトに取り組む同志なんだなぁと実感。
本当の意味での豊かな住まいを実現する、建築家と施工者と建て主の三位一体の家づくりを目指して、これかも頑張っていきます。

それと、これは余談ですが…

建てようネット懇親会

懇親会もいい雰囲気で盛り上がりました(笑)

ご参加の皆さんありがとうございます。